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社会
人財の育成並びに社内環境の整備
トレイダーズグループが持続的な成長と企業価値の向上を実現するためには、多様な人財がその能力を最大限に発揮し、互いに協働しながら成長し続けることが重要であると考えています。
また、金融業界を取り巻く環境やテクノロジーが急速に変化する中においては、変化を前向きに捉え、自ら学び、挑戦し続ける人財が企業の成長を支える原動力になると考えています。
そのため当社グループでは、役職員一人ひとりの心身の健康を支えるとともに、安心して働くことができる職場環境の整備に加え、新たな挑戦や自己成長を後押しする企業風土の醸成に取り組んでいます。
社内環境の整備に関する方針として、「職場の安全と役職員一人ひとりの心身の健康を守り、社会的にも満足度の高い状態の実現を目指すウェルビーイング経営に取り組む」ことを掲げています。また、人財育成に関する方針として、「研修や学び直しの機会を提供し、自律的な成長を支援する」ことを定めています。
これらの取組みは、トレイダーズグループの価値観である「関わるすべての"人"を大切にし、コンプライアンスとダイバーシティを尊重し、変革にチャレンジし続ける」の実践につながるものであり、多様な人財が活躍し、挑戦する人を応援する組織づくりを通じて、持続的な企業価値の向上を目指しています。
◇当社グループの人的資本に関連する指標の各実績値
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 (%) | 21.4 | 21.2 | 16.3 | 4.9ポイント減 |
| 男性労働者の育児休業取得率 (%) | 100.0 | 100.0 | 100.0 | - |
| 労働者の男女の賃金の額の差異 (%) | 72.2 | 77.1 | 69.0 | 8.1ポイント減 |
| 女性従業員比率 (%) | 33.9 | 33.6 | 35.3 | 1.7ポイント増 |
| 外国人労働者比率 (%) | 7.9 | 8.4 | 6.5 | 1.9ポイント減 |
| 月平均残業時間 (時間/月) | 19.5 | 21.0 | 21.4 | 0.4時間増 |
※当社及び国内連結子会社2社(トレイダーズ証券、FleGrowth)を対象としております。
- 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合及び労働者の男女の賃金の差異については、管理職層における男女構成比の変動等の影響を受けています。当社グループでは、同一の職種・等級において性別による処遇の差は設けておらず、今後も女性活躍の推進及び管理職層における多様性の向上に取り組んでまいります。
- 男性労働者の育児休業取得率は100%となっています。当社グループでは、育児と仕事の両立を支援する職場環境の整備に取り組んでおり、今後も制度の周知及び利用促進を図ってまいります。
- 当社グループでは、多様な人財が活躍できる組織づくりを推進しています。今後も能力・適性を重視した採用や人財育成を通じて、多様性の確保と働きやすい職場環境の整備に取り組んでまいります。
- 月平均残業時間は、事業拡大に伴う業務量の増加等により上昇しています。当社グループでは、業務のデジタル化や生成AIの活用による業務効率化・生産性向上に取り組むとともに、柔軟な働き方の推進や業務運営の見直しを通じて、適正な労働時間の実現に努めてまいります。
金融リテラシー向上支援
人生100年時代を迎え、自らのライフプランに応じた資産形成や金融サービスの活用がますます重要となっています。その一方で、金融や経済に関する知識・判断力を身につける機会は十分とは言えず、金融リテラシーの向上は社会全体の重要な課題となっています。
トレイダーズグループは、金融サービスを提供する企業として、金融経済教育を通じた社会貢献活動に取り組んでいます。未来を担う子どもたちや学生を対象に、金融や経済の仕組み、資産形成の考え方、金融市場の役割などを分かりやすく伝えることで、自ら考え、判断する力を育む機会の提供を目指しています。
小学校・中学校・高等学校・大学における出張授業の実施に加え、金融業界の仕事を体験できるジョブシャドウイングの受入れを行うなど、幅広い世代に向けた金融リテラシー向上支援を継続しています。
■出張授業プログラム
トレイダーズ証券の外国為替ディーラーが学校を訪問し、金融経済教育の一環として出張授業を実施しています。外国為替市場や資産形成を題材に、金融や経済の仕組みを分かりやすく解説するとともに、体験型グループワークを通じて、金融リテラシーや主体的に考える力の向上を支援しています。
○出張授業のポイント
- 外国為替や金利、金融市場の仕組みなど、金融経済に関する基礎知識を学ぶ
- 資産形成における「長期・積立・分散」の考え方やリスクとの向き合い方を理解する
- グループワークや模擬投資体験を通じて、自ら考え判断する力や協働して課題を解決する力を養う
○受講児童・生徒・学生から寄せられた主な声
- 金融や投資について難しい印象を持っていましたが、身近な事例やグループワークを通じて、金融や経済の仕組みを理解することができました。
- 「長期・積立・分散」の考え方や複利の効果など、将来の資産形成に役立つ知識を学ぶことができました。
- 経済や社会の変化が企業活動や金融市場にどのような影響を与えるのかを知り、ニュースや社会の出来事に対する見方が変わりました。
- 金融業界で働く方々のお話を伺うことで、将来の進路やキャリアについて考える良いきっかけとなりました。
- 金融や経済について学ぶことの重要性を実感し、自ら調べたり考えたりする意欲が高まりました。
○ご担当の先生より寄せられた主なご意見
- 金融や経済について、実際の市場や企業活動に携わる講師から学ぶことで、生徒たちは教科書だけでは得られない実践的な知識や視点に触れることができました。
- 金融経済教育を通じて、生徒が社会や経済の仕組みをより身近に感じ、自らの将来やキャリアについて考える機会となりました。
- グループワークや対話を取り入れた授業により、生徒が主体的に考え、意見を共有しながら学ぶ姿が見られました。
- 企業と学校が連携することで、学校教育だけでは得難い「生きた学び」を提供することができ、大変有意義な取組みとなりました。
・実施事例
| 実施年月 | 実施校・主催者 |
|---|---|
| 2026年4月 | 学習院大学 |
| 2026年3月 | 足立区 |
| 2026年2月 | 中央大学附属中学校・高等学校 |
| 2025年12月 | 学習院大学 |
| 2025年7月~9月 | 東京都渋谷区立長谷戸小学校 |
| 2025年6月 | 明治学院大学 |
| 2024年9月~12月 | 東京都渋谷区立渋谷本町中学校 |
| 2024年6月~10月 | 東京都渋谷区立長谷戸小学校 |
| 2024年1月 | 兵庫県神戸市立中学校 |
| 2023年6月 | 東京都千代田区立小学校 |
小学校・中学校・高等学校・大学を対象に、トレイダーズグループでは金融リテラシー向上支援の一環として出張授業プログラムを無償で実施しています。
授業内容は、各教育機関のご要望や学年に応じて柔軟に設計しており、金融経済の基礎知識から資産形成、金融市場の役割まで、分かりやすく学べる機会を提供しています。
出張授業にご関心をお持ちの教育機関の皆様は、お気軽にお問い合わせください。プログラム内容や実施方法などについてご案内いたします。
出張授業の講師派遣に関するお問合せはこちらまで ※お問い合せフォームにリンクします
■ジョブシャドウイング
ジョブシャドウイングとは、高校生や大学生が企業の職場を訪問し、実際に働く社員の業務を見学・体験しながら、職業や業界への理解を深める体験型のキャリア教育プログラムです。
トレイダーズグループでは、金融業界やマーケットに関心を持つ高校生・大学生を対象に、トレイダーズ証券のディーリングルームにおいてジョブシャドウイングを実施しています。外国為替ディーラーをはじめとする社員との対話や業務見学を通じて、金融市場の仕組みや金融業界で働くことの意義について理解を深めるとともに、将来の進路やキャリアについて考える機会を提供しています。
○参加した高校生から寄せられた主な声
- 金融市場の最前線で働く社員の姿に触れることで、金融業界への理解が深まり、将来の進路やキャリアについて考える良いきっかけとなりました。
- 社員一人ひとりが高い専門性を持ちながら、自ら目標を設定し成長を続けている姿に刺激を受けました。
- 普段接する機会の少ない社会人との対話を通じて、仕事に対する考え方や働くことの意義について学ぶことができました。
- 金融や経済に関する知識だけでなく、社会で求められる姿勢やコミュニケーションの重要性についても理解を深めることができました。
・実施事例
| 実施年月 | 実施校・主催者 |
|---|---|
| 2026年3月 | 足立区 |
| 2025年8月 | 聖光学院中学校高等学校 |
| 2024年8月 | 聖光学院中学校高等学校 |
| 2024年7月 | The International School of Kuala Lumpur |
| 2023年8月 | 聖光学院中学校高等学校 |
健康経営の推進
トレイダーズグループ3社は、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)」に2年連続で認定されています。
当社グループでは、「職場の安全と社員一人ひとりの心身の健康を守り、従業員が社会的にも満足する状態を創り出すため、ウェルビーイング経営に取り組む」ことを社内環境整備方針として掲げています。役職員が健康でいきいきと働くことが、持続的な成長と企業価値向上の基盤であると考え、従業員の健康維持・増進を重要な経営課題の一つと位置付けています。
この方針のもと、以下の取組みを継続的に実施しています。
- 健康診断及び疾病予防の推進
定期健康診断の実施に加え、がん検診や婦人科健診等のオプション検査費用を補助することで、疾病の早期発見・早期治療及び健康保持・増進に努めています。 - メンタルヘルスケアの推進
年1回のストレスチェックを実施し、職場環境の把握と改善に取り組むとともに、従業員一人ひとりが安心して働くことができる職場環境の整備を推進しています。 - ワークライフバランスと働きやすい職場環境の整備
労働時間の適正な管理や有給休暇の取得促進を通じて、従業員が心身ともに健康を維持しながら働くことができる環境づくりに取り組んでいます。 - 健康増進とコミュニケーションの活性化
スポーツイベントへの参加支援や社内クラブ活動を通じて、運動習慣の定着を促すとともに、部門を超えた従業員同士の交流やコミュニケーションの活性化に取り組んでいます。
今後も、従業員一人ひとりのウェルビーイング向上と働きやすい職場環境の整備に取り組み、持続的な企業価値の向上を目指してまいります。
2026年6月24日
社会貢献
トレイダーズグループでは、事業活動を通じた社会への貢献に加え、地域社会や次世代支援に資する社会貢献活動にも取り組んでいます。
・こどもの未来古本募金への参加
当社グループは、日本証券業協会が推進する「こどもの未来古本募金」の趣旨に賛同し、本活動に参加しています。
本活動は、内閣府等が推進する「子供の未来応援国民運動」の一環として実施されているもので、寄付金は子ども食堂や学習支援活動など、子どもの貧困対策に取り組む団体の支援に活用されています。
当社グループは、こうした活動への参加を通じて、次世代を担う子どもたちの健やかな成長を支援しています。
・地域清掃活動
当社グループでは、本社が入居する恵比寿ガーデンプレイスタワーにおいて実施される地域清掃活動に参加しています。
役職員による地域清掃活動への参加を通じて、地域社会とのつながりを深めるとともに、環境美化や社会貢献に対する意識向上に取り組んでいます。
地域社会の一員として、地域との共生を大切にしながら、社会課題の解決や持続可能な社会の実現に向けた取組みを継続してまいります。